
「仕事を辞めても良いか、このまま続けるべきか判断材料はないかな?」
「失敗しない仕事の辞め方が知りたい。」
20代後半にもなると、今後のことも考えて色々慎重に物事を進めていきたいですよね。
その一つとなるのが、『仕事に関すること』だと思います。
そして、
この記事を見ているあなたはきっと、仕事を辞めたい人だと思います。
そんなあなたがこの記事を読むことによって、
『今、本当に仕事を辞めていいのか?』の判断材料が増え、
失敗しない仕事を辞める時の考え方を理解することができます。
では本文に続きます。
20代後半で仕事を辞めたい人は、自問自答して今後のことを決めましょう。

見出しと繰り返しになりますが、
20代後半で仕事を辞めたいと思っている人は、自問自答して今後のことを決めましょう!
これをするメリットとして、
自問自答を通して
自分が思っていることを客観的に考えることができ、
そこから今後どうするべきか見えてくるということが挙げられます。
どんな自問自答をするかというと、こんな感じです。
- 会社にどんな不満があるのか?
- その不満は、今の会社を辞めたら解決できることなのか?
- 辞めるか続けるか自分はどうしたいか?
この3つを自分自身に問いかけてみてください。
これを順番に自分自身に問うことで、今後どうすべきか見えてくると思います。
自問自答するときの手順
と、「いきなり自問自答しろ」と言われてもすぐできる人は少ないと思います。
この章では自問自答の手順を解説していこうと思います。
それではどうぞ。
手順①会社にどんな不満があるのか?

まず、会社にどんな不満があって仕事を辞めたいのか自分に聞いてみましょう。
出来れば紙に書くか、スマホのメモ機能などを使って記録すると手順②、③がスムーズになります。
なぜ、改めて会社の不満を考えてみるかというと、
漠然と仕事を辞めたいと思っている人に理由を明確にしてもらいたいからです。
でも中には
「仕事辞めたい理由なんか分かり切ってる!こんなの自問自答する意味ある??」
と思う方いらっしゃると思います。
それについてお答えすると、
実際に紙などに書くことでその不満について深く考えることができ、
自分が無意識に考えていることなども浮かびやすくなるので、する意味は大いにあります。
私が前職を辞めて転職を決意した時、
当初辞めたい理由は「年収が少ないから」だと自分で思っていました。
ですが、この『会社にどんな不満があるのか?』を紙に書き出していくうち、
「確かに年収も低いのは気になっていたけど、そもそも保険営業するのも嫌だな」
と気づくことが出来ました。
そのほかにも、
「上司もなんかやる気ないし、同じ営業してる人でもサボってる人もいて不公平だ!もっと正当に評価してくれる会社に入りたいな」
など、恐らく自分が潜在的に考えたことに気づくこともできました。
このように、『手順①会社にどんな不満があるのか?』を通して、
自分が会社を辞めたい理由を洗い出していきます。
手順②その不満は、今の会社を辞めたら解決できることなのか?

次に『①で洗い出した会社の不満は今の会社を辞めたら解決できるか?』
ということを自分に聞いてみます。
なぜこのことを自問自答するかというと、
その不満内容によっては、
今の会社を辞めない方が解決できる可能性が高いこともあり得るからです。
会社を辞める理由というのは人それぞれですが、
「何か不満を解決したいから辞める」という点においてはみんな一緒です。
例えば私の場合「年収が低い」「営業が嫌」「上司や評価に対する不満」
で転職活動を決めたのですが、
「年収」「営業」に関しては求人に応募する際に気をつければ
転職することで解決できることです。
対して「上司や評価に対する不満」については実際に転職先に勤めてみないとわかりません。
ですがこのことを取ってみても、私は「転職したい!」「チャレンジしなきゃ始まらない!」
という考えにいたり、転職を決めました。
この手順のポイント
この手順で考えるポイントというのが、
『解決しないこと』が自分にとって割り切れる許容範囲内か?
ということです。
なぜなら、それが割り切れないまま会社を辞めてしまうと
次の会社でも失敗する可能性が高くなるからです。
私はこの手順で自分の許容範囲内だったので良かったのですが、
中には「これだけは譲れない!」と思う人も出てくるでしょう。
そういう人はズバリ今の会社を続けた方がいいです。
『譲れないこと』がある人は今の会社に未練を持っている証拠なので、
↓
『今の仕事で解決できないか?』
こんな風に逆の考え方をしてみましょう
私の場合だったら『年収が低い』『営業が嫌』でしたが、
『年収』の場合だったら、「もう数年で役職がつくからそれまで頑張ろう」
だったり
『営業が嫌』の場合なら異動届けを出してみるのも手だったかもしれません。
手順③辞めるか続けるか自分はどうしたいか?

最後の手順です。『辞めるか続けるか自分はどうしたいか?』ですが、
手順①と②で考えたことをもとに
「結局最後は自分で決めた方が良いですよ」ということです。
なぜなら、自分で決めたほうが後悔が少なく済むからです。
日常でも同じことが言えるので、例えば私の体験談を話しますね。
先日現職でエアコンの取り付けの依頼が入り、
先輩と私の2人で現場に向かいました。
雨予報だったので私が先輩に
「雨具持っていきましょうか?」と聞くと、
「いや、そんなに強くならないと思うから要らないだろ!」
という返事が返ってきたので雨具は持っていきませんでした。
が、現場についてみると雨は土砂降りで翌日熱を出してしまう始末…。
私は心の底から
「あの時自分で決めて雨具を持ってくれば良かった…」
と後悔しました。
こんな風に日常の何気ない判断でも後悔することがあるのだから、
『今の会社を辞めて転職する』なんて人生の節目のイベントは
間違いなく『自分がどうしたいか?』で決めるべきです。
自分で決めるための手順①と②だったので、最後はそれをもとに自分がどうしたいか自問自答しましょう。
「自分で決めたことでも後悔することはあるよ…」と思う人いるかもしれません。
確かに自分で決めたからって後悔は完全に無くなりません。
ですが確実に言えることがあります。
それは
『自分で決めたことの後悔』<『他人やネットで決めたことの後悔』
ということです。
つまり大事なのは、
どうせ後悔するなら、いかにそれを少なくするのかが鍵ということです。
なお、辞める時の理由に困ったら円満に辞めるにはこんな建前を使おうをお読みください。
まとめ

ここまで紹介してきた手順のポイントを再確認しておきます。
- 紙に書くかスマホのメモ機能を使う。
- 仕事を辞めたい理由を明確にする
- 『解決しないこと』は自分にとって割り切れる許容範囲ないか?
- 決断は自分でする
こちらに気にしながら手順①から③まで試してみてください。
ここまでで会社を辞めるか辞めないか大体決心がついたと思います。
そしたら辞める決心がついた人の次のステップとして、
転職活動を始めることになると思います。
20代後半は転職において結構シビアな世代なので、
転職エージェントに登録してそのエージェントさんに今後のことを相談するのもおすすめですよ!(どんな職種に就きたいか、転職時期の相談など)