新型RAV4が納車されて早くも3ヶ月が経ちました。
一応グレードなどを紹介しておくと
- グレード G 参考価格 3,261,500円
- モデリスタ フルエアロ
こんな感じです。
この記事は「RAV4を買うか迷ってる」方にありのままのレビューをすることで、問題を解決してもらおうという思いで書きました。
ではご覧ください。
メリット(良い点)
- 見た目がカッコ良すぎて大満足
- ガソリン車なのに意外に静か
- 先端が運転席から見えて、ハンドル操作がしやすい
- ラゲージルームが広い
- レーダークルーズコントロールが楽(全車速追従機能)
見た目がカッコ良すぎて大満足
元々私はスズキ ソリオバンディットに乗っていましたが、新型RAV4の存在を知ってからどうしても欲しくなって10年という最長のローンで買ってしまいました。
実物を見た時にカタログのサイズ感よりも数段大きく感じ、かつワイルドな顔つきが私の好みにどストライクでした。
ある程度価格も良い値段するので所有欲が満たされ、これからも長く乗れるなと感じています。
また、モデリスタのフルエアロも良い味を出していて、元のワイルド感にエレガントさがプラスされて、より高級感が増していると思います。
ガソリン車なのに意外に静か
新型RAV4はこのクラスのガソリン車でトップクラスの静粛性を持っていると思います。
初めて試乗してエンジンをかけた時や走行中など本来エンジン音が気になるタイミングで、とても静かに動作していたからです。
RAV4はガソリン車とハイブリッド車がラインナップとしてありますが、価格と財布との相談で私はガソリン車を選びました。
静粛性と燃費と価格をそれぞれ天秤にかけてグレードを選んでいる方は、ガソリン車も試乗してみた方がいいと思います。
そして実際に体感してからどちらにするか決めた方が良いと思います。
先端が運転席から見えて、ハンドル操作がしやすい

RAV4はノーズが長く一見運転がしにくそうに見えますが、全くそんなことなく、このサイズの車にしてみればむしろ運転がしやすいと感じます。
その理由として、座席の位置が高く目線も高くなる為、ノーズ先端まで見渡せることができるという点が挙げられると思います。(上記画像参照)

また、2枚目の画像の通り、ノーズが見えてる部分からストーンと切り落とされるような形をしているのも、車両感覚を掴みやすい要因かと思われます。
私がいつも通勤している道は路地の狭い道が多いのですが、そういう道でも右左折やすれ違い等がとてもしやすくて助かっています。
ただ、全長4660mmなだけあって「曲がれる」と過信しすぎると擦ってしまうので注意が必要です。
ラゲージルームが広い
カタログでは表せない、実際に使っているからこそわかりますが、とにかくラゲージルームが広いです。
ミドルクラスSUVらしく、長い全長と広い全幅でラゲージルームの大きさを最大化しているのが理由かな?と思います。(素人目線ですいません。)
具体的にいうと、室内キャリア・車内ラックなどを使わずに
成人男 × 4人 + スノーボードの板 × 4個
を積めるくらい広かったです。
それも結構余裕もあって、運転席・助手席は全く座席を前に寄せていなかったですし、
後ろの二人も「頭上が少し窮屈かな?」くらいだったそうなので、道具を使わずに積んだ割に上出来かなと思います。
レーダークルーズコントロール機能が楽(全車速追従機能)
レーダークルーズコントロール機能がめっちゃ楽!
ほんとにハンドルを握らなくても運転してくれるんじゃないかと思ってしまいました。(実際にはハンドルは握らなきゃいけませんが。)
それほど驚くべき能力を発揮してくれました。
というのも新型RAV4のクルーズコントロールには、全速度追従機能が付いているので、それがこの機能の真髄かなと思います。
今季スノーボードをしに車で片道2時間掛かるスキー場に行って思ったんですが、
いつもの運転疲れと比べると段違いに軽減されました。
この機能を使って時速100キロに設定して行ったのですが、前に車がいない時は100キロピッタリに走ってくれますし、
インターなどで車が前に割り込んできても、一定の距離を置いてその車の速度に合わせて走ってくれます。
これのおかげでアクセル操作が減り、ハンドルもアシストしてくれている状態なので、疲れが軽減されたんだと思います。
今回は経験しなかったのですが、渋滞などのノロノロ運転でもちゃんと追従してくれるそうなので、
そういったシチュエーションでも便利な機能だと思います。
デメリット(悪い点)
- 横幅が広い
- ノーズ部分が平らで水滴跡が付きやすい
- タイヤが大きく自分で変えるのが大変
- エコアイドリング機能が無い
- ラゲージルームがフルフラットにならない
横幅が広い
全幅1,865mmなので慣れないと運転が恐いかもしれないです。
日本の最低道路幅は4mらしいのですが、そのくらいの道で対向車とすれ違うとなると結構なテクニックや慣れが必要だと感じました。
実際私の通勤経路の殆どがそのくらいの路地なので、最初の頃はとても気をつけて走行しました。
また、私の住んでいる家の前は恐らく幅が2mちょっとしか無い道なので、
最初の1週間くらいはヒヤヒヤしながら通勤していました。
そういう場所に住んでいる人は注意が必要です。
ノーズ部分が平らで水滴跡が付きやすい

画像を見てもらうとわかりますが、ノーズ部分が長めの車で、
かつ傾斜が少ないので水滴が流れ落ちずそのまま蒸発して跡になりやすいです。
今は3月なのですがこの時期は、花粉や黄砂が空気中に漂っていることもあり、
水滴が蒸発するとクッキリと跡が残ってしまいますので、頻繁に洗車するのが良いと思います。
また、私の場合、購入するときにガラスコーティングもしてもらったので、
それも要因になって撥水するので、ノーズ部分から水が流れていきません、、、
タイヤが大きく自分で変えるのが大変
SUV車ならあるあるだと思うのですが、タイヤのサイズが大きくて自分で変える時に一苦労です。
私の選んだGグレードの純正ホイールは18インチなので一つ当たりの重さが体感20kgくらいあると思います。
それを一つ一つアパートのベランダから持って降りたり、上がったりするので相当体力を使います。
また、新型RAV4でタイヤを変える時は、ジャッキ耐重と、昇降範囲も注意した方が良いです。
RAV4の車両重量は約1.6tなので、ジャッキは重さ2tに耐えられるものを使います。
昇降範囲は地面からの高さの最高値が385mm以上のものを使いましょう。

実際私が使っていたジャッキの高さは385mmだったのですが、18インチのタイヤを変えるにはギリギリでした。
エコアイドリング機能が無い
私は前までエコアイドルが付いた車に乗っていたので、
信号待ちの時などにエンジンが付きっぱなしという状況は少し慣れなかったです。
また、燃費もエコアイドルが有ればもう少しだけ上昇したのではないか?と思ってしまったので、これは残念な点です。
ただ、前の車に乗っている時、真夏のエコアイドル中クーラーをつけている時は特に思っていたことですが、
出てくる風が生温くなってしまっていた点は気になっていました。
このようなことがなくなるので、人によってはメリットになるのかなとも感じています。
ラゲージルームは一応フルフラットになるけど…
後部座席を倒すと一応フルフラットにはなるのですが、結構傾斜がついてしまいます。
これは車の構造上仕方のないものかもしれませんが、
車中泊などを予定していた私としては、少し微妙に思うところです。
身長183cmのわたしが運転席側を頭にして横になると、どうしても足がつっかえてしまうか、頭が落ち位置になってしまいます。
これを解決すべく、後ろ側を頭にしてみるとサイズ的にはしっくりくるものの、頭に血が上ってとても寝れる状態じゃありませんでした。
車中泊をお考えの方は自分の身長などを考えないと苦労しそうですので、注意が必要です。
まとめ
メリットとして、
- 見た目がカッコ良すぎて大満足
- ガソリン車なのに意外に静か
- 先端が運転席から見えて、ハンドル操作がしやすい
- ラゲージルームが広い
- レーダークルーズコントロールが楽(全車速追従機能)
デメリットとして、
- 横幅が広い
- ノーズ部分が平らで水滴跡が付きやすい
- タイヤが大きく自分で変えるのが大変
- エコアイドリング機能が無い
- ラゲージルームがフルフラットにならない
ここまでデメリットも書いてきましたが、総評するととても満足する車となっていると思います。
私は20代でこの車に乗っていますが、ギリギリ手が届くくらい無理をして買っても、損をしないおすすめできる車だと思います。
ここまでお読みくださって、ありがとうございました。