一人暮らしで部屋干しすると、狭いスペースで干すことが多いので、
「部屋干し臭がやばそう…」
などマイナスなイメージを持つのでは無いでしょうか?私も7年前一人暮らしを始める時は同じ気持ちでした。
ですがご安心を!そのイメージは適切な対処法を取れば心配することはありません!
この記事では無料で今すぐ実践出来るアイディアから、デパートに行けばすぐに揃うような安価なものを使用するアイディアしか紹介していません。
無駄な出費を抑えたい方も是非この記事を参考にしてみてくださいね。
部屋干しのメリット
忘れていませんか?部屋干しにはとても嬉しいメリットがあることを。
まずはこれを読んで、部屋干しがいかに素晴らしいものか覚えておきましょう。
天気・時間帯に影響されない
部屋干しをする一番のメリットと言っても過言ではありません。
部屋に干すことによって雨の日も雪の日も風の日も気にせず洗濯をすることが出来ます。
また、私は残業でいつも20時過ぎにしか帰ってこれないのですが、そんな夜でも気兼ねなく洗濯できます。
花粉や近隣の飲食店の臭い、PM2.5が付着しない
外で干すと空気中の浮遊物が付いてしまう可能性が高まります。部屋の中だったらそのような心配はありません。
特に私は花粉症が酷くて、一人暮らしを始めた最初の年はこのメリットのことを知らずに外干しをしていて、鼻水やくしゃみで辛い思いをしていたので、花粉症持ちの方は絶対に部屋干ししましょう。
また、近くに飲食店がある物件だと意外と食べ物の臭いが染みついたりしますよね。そんなことも気にしなくて大丈夫です!
また、PM2.5も都会に住んでいる方は気になるのではないでしょうか?
私は割と田舎に住んでいるのであまり気にしたことはありませんが、有害物質が付着しないに越したことありませんよね。
衣類が変色せずに済む
太陽光で干すと紫外線の影響で色落ちしたり、変色したりすることが知られています。
せっかくお気に入りの服を部屋干し臭がつかないようにと思って外干ししても、変色してしまっては元も子もないですよね。
私はよく襟のある服を着るのですが、今となってはこれが原因ですぐダメにしていた気がします。
最近では外干し用に「衣類の紫外線カットスプレー」なるものも売られているので、このメリットに関しては外干しでもお金を掛ければ心配ないですね。
防犯対策になる
最近でもチラホラと下着ドロボーのニュースを見ることがあります。でもそのような事件って、そもそも下着を部屋の中に干していれば起きないことですよね。
また、夜になっても洗濯物を取り込んでなかったりすると、
「まだ家に帰ってないですよ〜」
と言ってるようなものなので、このような観点からしても部屋干しは防犯対策になることがわかると思います。
生乾き臭対処法10選
生乾き臭は皮脂などによって増殖した雑菌や洗濯槽のカビが衣類に付着することなどが原因です。
なのでこれらをどう予防するか、まとめました。
酵素系漂白剤を使う
漂白剤には除菌効果があり、生乾き臭防止にはぴったりです。
漂白剤には「酵素系」と「塩素系」がありますが、塩素系は効き目が強く色柄物を洗うと色落ちしてしまいます。
ですので色柄物にも使える、「酵素系」漂白剤を選びましょう。
また、酵素系漂白剤にも2種類あって、
過炭酸ナトリウムが主成分の粉末タイプと、過酸化水素が主成分の液体タイプがあります。
それぞれ特徴があって、
粉末タイプは漂白力が液体タイプより高く、除菌効果も強力。ただし、毛や絹のようにデリケートな材質には使えない。
液体タイプは漂白力が粉末タイプより弱いかわりに、デリケートな材質にも使える。
状況に応じて粉末タイプと液体タイプを使い分けましょう!
と、言いたいところなのですが、
私は考えるのがめんどくさいので、どんな材質にも使える液体タイプを毎日使っています。
部屋干し用洗剤を使う
最近「部屋干し用」って商品名に書いてある商品多いですよね。
そりゃあ部屋干しする人の悩みを解決してくれるでしょうから、使わない手は無いです。
では普通の洗剤とどう違うのか?それは殺菌効果が高いという所にあります。
部屋干し用洗剤は弱アルカリ性で殺菌力が高い他、雑菌が繁殖しにくくしてくれるので、
一石二鳥の効果が期待できます。
また、漂白剤に続いて洗剤にも粉末タイプと液体タイプがあります。
特徴もほぼ同じで、洗浄力・殺菌力は高いが、色柄物は洗えないのが粉末タイプで
洗浄力・殺菌力は粉末タイプには劣るが、色柄物も洗えるのが液体タイプです。
私は手軽に使いたいので、液体タイプをいつも選んでいます。
重曹を使う
部屋干し用洗剤に続き、重曹も弱アルカリ性で高い洗浄力・殺菌効果を兼ね備えています。
柔軟剤の代わりとしても使えるので、もしあなたが「柔軟剤の匂いはしつこくて嫌…」と思っているのであれば、こちらを使用しましょう!
洗濯槽のカビを落とす。
見た目はきれいに見えても洗濯槽の洗浄を定期的にしないと、部屋干し臭の原因となるカビが発生してしまいます。
匂いの問題だけではなく、単純にカビが発生している洗濯槽で洗濯した服なんて誰もが着たくないはずです。
そうならないために、洗濯槽をきれいに保ちましょう。
洗濯機の蓋は使わない時開けておく
前の項目で洗濯槽のカビについて触れました。
カビは湿気が多いと繁殖しやすいので出来るだけ洗濯槽を乾燥させなければいけないです。
その為洗濯機は使わない時、開けておくようにしましょう。
洗濯をし終わった後に蓋を閉めると洗濯機の中の湿度は90%を超えるほど高くなりますが、こうすることによって、湿度が50%代にまで下がります。
カビの繁殖する湿度が60%を超えてからなので、部屋干し臭を気にするのならば必須級で蓋は開けておかなければいけないと思います。
風呂の残り湯で、「すすぎ」洗濯しない
申し訳ないのですが、お風呂のお湯は雑菌まみれです。
これは人が入った時に皮脂汚れなどが溶け出すという理由なので仕方がないのですが、お風呂の残り湯を「すすぎ」工程で使用してしまうと雑菌が繁殖してしまう恐れがあるので、
もし残り湯を使う場合は、「洗い」の工程の時だけにしてくださいね。
ランドリーボックスを使う
一人暮らしをしている人で1日1回洗濯機を回す人は少ないと思います。
前述したように、洗濯機の中の湿度は高くなっているので、生乾きの服をそのまま洗濯機に入れると、臭いの元であるカビや雑菌の繁殖を助けてしまいます。
そうならない為に通気性の良いランドリーボックスを使うのがおすすめです。
裏返して洗濯する
皮脂汚れをよく洗浄できるように、裏返して洗濯するのもおすすめです。
皮脂汚れが残っていると、匂いの原因となるカビや雑菌のエサになってしまいます。
寒い時や、女性の方であまり汗をかかないから大丈夫!と思うのは禁物ですよ。
皮脂は汗などをかかなくても、分泌しているものです。
生乾きのものは一旦乾かす
汗びっしょりの服をそのまま洗濯機に放り投げていませんか?
これもカビや雑菌の温床となってしまう原因です。
もし、汗をかいてしまってその日に洗濯機を回さないのなら、ハンガーにかけて一旦乾かしましょう。
洗濯し終わったものと混ざらないように注意が必要です。
洗濯が終わったらすぐに乾かす
私もたまにやってしまうのですが、洗濯機を回して終わったにもかかわらず放置していませんか?
その間に湿気の篭った洗濯機の中でカビや雑菌が繁殖してしまいます。
終わったらなるべく早く乾かすことを忘れずに!